「ドジャース-エンゼルス」(21日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、五回の第3打席で2試合連発となる22号先制2ランを放った。昨季まで所属したエンゼルスからメジャー28球団目となる本塁打を記録した。今…

 「ドジャース-エンゼルス」(21日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、五回の第3打席で2試合連発となる22号先制2ランを放った。昨季まで所属したエンゼルスからメジャー28球団目となる本塁打を記録した。今季5度目、通算29度目のとなる2試合連発でナ・リーグのトップ座を堅守。MLB最多26本塁打のジャッジ(ヤンキース)との差を5に縮めた。

 左手死球骨折で離脱したベッツに代わって1番で5戦連続出場。この日はかつてロッカーが隣同士だった仲の良いサンドバルと初めて対戦した。初回と三回の打席はいずれもフルカウントから四球を選んで出塁。しかし、2つ目の四球を与えた直後に左腕を振って激痛に顔をゆがめた。ベンチからワシントン監督とトレーナーがマウンドに駆け寄り、緊急降板。大谷は一塁上で心配そうに元同僚がベンチに戻っていく様子を見つめていた。

 大谷は前日20日のロッキーズ戦で21号先頭打者弾を放ち、リーグ単独トップの座を奪回。2点リードの八回2死二塁の打席では今季2度目の申告敬遠を受け、敵地スタンドにブーイングが起こった。1番で起用された同4連戦は打率・444(18打数8安打)、2本塁打、7打点と絶好調でチームの3勝に貢献した。

 大谷はここまで74試合に出場し、打率・318(ナ・リーグ2位)、21本塁打(同1位)、53打点(同5位)、16盗塁(同6位タイ)、OPS1・006(同1位)の好成績を残している。