プロバスケットボール・Bリーグで初の年間王者となった広島ドラゴンフライズは21日、広島県に暫定利用を認められた広島グリーンアリーナ(中区)に、スイート室を7室新設すると明らかにした。既存の貴賓室も改装し、計8室120人ほどの収容を見込む。…

 プロバスケットボール・Bリーグで初の年間王者となった広島ドラゴンフライズは21日、広島県に暫定利用を認められた広島グリーンアリーナ(中区)に、スイート室を7室新設すると明らかにした。既存の貴賓室も改装し、計8室120人ほどの収容を見込む。

 ドラフラの浦伸嘉社長が同日、湯崎英彦知事を訪ね、スイート室の設置について報告した。設置は、男子プロバスケBリーグが2026~27年シーズンに始める「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」への参入にあたり、条件になっている。同社は来年1~4月に約3億円をかけて工事し、県に寄付するという。ドラフラは昨年3月、約7千人を収容できる広島グリーンアリーナの本拠使用を湯崎知事に要望。新リーグ初年度から5シーズンを目安に使用が認められている。

 浦社長は「Bプレミアへの布石としたい」、湯崎知事は「他のスポーツでも楽しめる。ありがたい」と話した。(興野優平)