「巨人-ヤクルト」(21日、東京ドーム) 先発した戸郷が6回6安打3失点。3点のリードを許して降板した。今季7勝目、節目の通算50勝は次戦以降にお預けとなった。 試合は初回、先頭・西川に初球を狙われ、右中間を破る二塁打で得点圏に走者を背負…

 「巨人-ヤクルト」(21日、東京ドーム)

 先発した戸郷が6回6安打3失点。3点のリードを許して降板した。今季7勝目、節目の通算50勝は次戦以降にお預けとなった。

 試合は初回、先頭・西川に初球を狙われ、右中間を破る二塁打で得点圏に走者を背負った。続く丸山和の送りバントで1死三塁。いきなり出はなをくじかれると、長岡の中前適時打で先制点を失った。四回には、2死から山田に高く浮いたフォークを狙われ、左翼スタンドに飛び込むソロ本塁打を献上。粘りながらの投球だったが、要所で失点する投球内容だった。

 打線の援護にも恵まれず、六回だった。先頭のサンタナ外野手の打球は中堅後方の特大飛球。フェンス直撃の二塁打を浴びると、暴投で三塁に進まれた後、山田の四球、オスナの捕邪飛を挟み、中村のスクイズで3点目を失った(記録は犠打野選)。

 首位・広島とは3ゲーム差で迎えたリーグ戦再開初戦。エースで流れを作りたかったが、苦しい試合展開になっている。