目指すはきょうだい3頭目のGI馬の称号だ。平田修厩舎ゆかりの良血馬となるケイアイブイスリー(牡2)が、土曜京都5Rの2歳新馬(芝1400m内回り)でデビューする。  ケイアイブイスリーは父ルヴァンスレーヴ、母ケイアイガーベラ、母の父Sm…

 目指すはきょうだい3頭目のGI馬の称号だ。平田修厩舎ゆかりの良血馬となるケイアイブイスリー(牡2)が、土曜京都5Rの2歳新馬(芝1400m内回り)でデビューする。

 ケイアイブイスリーは父ルヴァンスレーヴ、母ケイアイガーベラ、母の父Smarty Jonesの血統。母は10年のプロキオンS、11年のカペラSを制した砂の快足馬。ディープインパクト産駒の半兄4頭は全て活躍しており、ケイアイノーテックが18年のNHKマイルCの覇者なら、フィアースインパクト(Fierce Impact)は豪G1を3勝している。さらにケイアイシェルビーは藤懸貴志騎手との名コンビで知られ、オープンで奮闘中。ケイアイセナも準オープン卒業まであと一歩に迫っている。

 ケイアイブイスリーはここまで坂路とWを併用し、順調に乗り込まれてきた。父は新種牡馬の「ダート王」ルヴァンスレーヴ。それだけに芝適性がカギとなるが、そこさえクリアできれば父にJRA初勝利を届けることができそうだ。