◆ストロングスタイルプロレス「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.29」(20日、後楽園ホール)観衆1818=超満員= 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)は20日、後楽園ホー…
◆ストロングスタイルプロレス「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.29」(20日、後楽園ホール)観衆1818=超満員=
初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)は20日、後楽園ホールで「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.29」を開催した。
メインイベントは、レジェンド王者の間下隼人に“平成のテロリスト”村上和成が挑戦。場外乱闘で王者を大流血に追い込んだ村上が顔面へのパンチ、蹴りで攻めまくった。間下もフィッシャーマンズスープレックスで逆襲するが最後は、顔面蹴りで王者を沈め、ベルト奪取を果たした。間下は4度目の防衛に失敗。
1995年の格闘技デビューから29年。初めて巻いたベルトに村上は「俺が佐山サトルの一番弟子だ」と胸を張った。これにスーパー・タイガーがかみつき「最後の一言、聞き捨てならん。御託はいらない。取り返してやる」と次期挑戦に名乗りをあげた。
バックステージで村上は「強いか弱いか。どれだけ責任を持ってリングに上がっているか。その結果がお客さんの心を撃ち、おまけのベルトをもらいました」と感慨。そして「初めて巻いたベルトです。重いなとは感じますがただただ20年あまり、佐山さんと猪木さんの言葉を信じ、それを貫いた結果」と格闘家、プロレスラーとして薫陶を受けた佐山、そして亡きアントニオ猪木さんへの感謝を伝え「これからもただただ目の前に来るヤツをぶちのめします。それが佐山さん、猪木さんから習ったことです。俺にはそれしかないです。それが俺の生き様です」と防衛を誓った。
◆6・20後楽園ホール全成績
▼メインイベント レジェンド選手権60分1本勝負
○挑戦者・村上和成(15分19秒、顔面蹴り→片エビ固め)王者・間下隼人●
▼セミファイナル タッグマッチ45分1本勝負
タイガー・クイーン、○青木いつ希(13分29秒、ジャパニーズ・オーシャン・バックドロップホールド)Sareee、関口翔●
▼6人タッグマッチ30分1本勝負
○スーパー・タイガー、船木誠勝、関本大介(13分27秒、顔面へのソバット→片エビ固め)ダーク・ウルフ●、将軍岡本、関根“シュレック”秀樹
▼3WAYマッチ30分1本勝負
○ダーク・ウナギ(8分06秒、ジャックナイフ式エビ固め)ダーク・チーター●
※残り1人は、ジャガー横田
▼タッグマッチ30分1本勝負
○ザ・グレート・サスケ、日高郁人(10分10秒、日高の野良犬キックからの首固め)アンディー・ウー●、阿部史典
▼シングルマッチ30分1本勝負
○ダーク・タイガー(10分07秒、首固め)藪下めぐみ●