北九州市小倉北区の西日本総合展示場で4~16日に開かれた「バレーボールネーションズリーグ2024」(国際バレーボール連盟など主催)の予選ラウンドについて、共催した福岡県は17日、大会の観客数はのべ約8万3千人だったと発表した。 計15カ国…

 北九州市小倉北区の西日本総合展示場で4~16日に開かれた「バレーボールネーションズリーグ2024」(国際バレーボール連盟など主催)の予選ラウンドについて、共催した福岡県は17日、大会の観客数はのべ約8万3千人だったと発表した。

 計15カ国が参加し、日本代表は男子が3勝1敗、女子は2勝2敗だった。日本女子はパリ五輪出場権をかけた戦いだったが、出場を決めた。

 県によると、チケットは、日本戦だけが見られるものと、その日の日本戦以外を見られるものに分け、それぞれ約7600~7700人分が用意された。日本戦は男女ともにほぼ満席となる一方、海外チーム同士の対戦は最多の日で5280人、最少の日で450人。会期中の1日平均では男子が約2270人、女子が約1360人だったという。

 県は、会場でのパブリックビューイングやブースの出展、人と動物、環境を一体的に考えて感染症対策などを進める「ワンヘルス」の理念を発信する動画作成などに、計約4800万円の予算をあてていた。(福井万穂)