石川県津幡町出身の小結大の里関(24)の大相撲夏場所優勝を祝おうと、トロフィーや賜杯(しはい)賞状などゆかりの品々が町文化会館シグナス1階で展示されている。訪れた人は食い入るように見つめたり、写真に収めたりしていた。 会場には20点以上が…

 石川県津幡町出身の小結大の里関(24)の大相撲夏場所優勝を祝おうと、トロフィーや賜杯(しはい)賞状などゆかりの品々が町文化会館シグナス1階で展示されている。訪れた人は食い入るように見つめたり、写真に収めたりしていた。

 会場には20点以上が並び、初日に横綱照ノ富士関を破って手にした懸賞金の包みのほか、殊勲賞や技能賞の盾もある。町生涯教育課によると、「ふるさとの津幡町の方に見ていただきたい」という大の里関の厚意で展示が実現したという。等身大パネルも置かれている。展示は7月14日が初日の名古屋場所中も続けるという。

 大の里関の幼少期を知るという津幡町庄の中村啓三さん(84)は「ちょっこし見ないうちに、こんなに立派になって」と喜ぶ。「津幡のひとはみんな応援しとる。けがだけしないで横綱を目指して欲しい」と話した。(砂山風磨)