全米プロゴルフ協会、米男子ツアー、米女子ツアー、全米ゴルフ協会で構成されるUSAゴルフは18日、パリ五輪に出場する男子米国代表4選手を発表した。 メンバーは世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー、同3位で前回東京大会金メダルのザンダ…

 全米プロゴルフ協会、米男子ツアー、米女子ツアー、全米ゴルフ協会で構成されるUSAゴルフは18日、パリ五輪に出場する男子米国代表4選手を発表した。

 メンバーは世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー、同3位で前回東京大会金メダルのザンダー・シャウフェレ、同5位のウィンダム・クラーク、同7位のコリン・モリカワ。一つの国・地域から最大4人までで、前週の全米オープンで2度目の優勝を果たした同10位のブライソン・デシャンボーは選出されなかった。

 18日付けのワシントン・ポスト(電子版)は「日曜日の全米オープンで優勝し、今年の他のメジャー2大会でも6位以内に入ったデシャンボーは、米国チームには加わらない」と報じた。

 デシャンボーは世界ランキングのポイントを獲得できないLIVゴルフに参加しており、ポイントを加算できるのはメジャー大会だけ。同紙は昨年の全米オープン覇者であるクラークがその後のメジャーでは最高が33位タイで、過去6大会で予選落ちが3度あるとし、一方でデシャンボーは2022年7月のLIV移籍後も今年の全米オープン優勝を含め、メジャーでのトップ10入りが4度あると指摘した。

 さらに同紙は18日配信のYouTubeチャンネル「パット・マカフィー・ショー」に出演したデシャンボーの発言を紹介。「いつかゴルフというスポーツが解決され、復活し、オリンピックに出られるようになることを願っている」と現時点ではLIVゴルフでプレーする限り五輪への道が狭められていることに失望しながらも「しかし私は自分で選択したのだし、それに伴う結果を私は尊重する」と話したと報じた。

 男子のゴルフ競技は8月1日にル・ゴルフ・ナショナルで開幕する。