「プロアマ交流戦、巨人2-4セガサミー」(19日、ジャイアンツ球場) 巨人の阿部慎之助監督(45)がプロ・アマ交流戦、セガサミー戦を視察。実戦復帰した中川皓太投手(30)、大勢投手(24)の投球をバックネット裏からチェックし「だいぶ前進し…

 「プロアマ交流戦、巨人2-4セガサミー」(19日、ジャイアンツ球場)

 巨人の阿部慎之助監督(45)がプロ・アマ交流戦、セガサミー戦を視察。実戦復帰した中川皓太投手(30)、大勢投手(24)の投球をバックネット裏からチェックし「だいぶ前進したと思います」と収穫を語った。早ければ前半戦の最後、球宴前にも1軍復帰できる見込みになった。

 同戦では八回から中川が登板。左膝痛で4月14日に出場選手登録を抹消されて以来、約2カ月ぶりの実戦マウンドで1回を投げ、1四球、無安打無失点に抑えた。最速146キロで全13球、直球とスライダーを投げた。

 また、5月4日に右肩違和感で出場選手登録を抹消された大勢も、九回に登板。1回を投げて1安打無失点、スリーバント失敗含む3者連続三振で、最速は155キロだった。

 阿部監督は今後について「もう(故障班から)2軍に合流してもらって投げてもらう。連投もクリアしてから、戻ってきてもらおうかなと思います」と説明。同じく視察に訪れた杉内投手チーフコーチは「7月の始めでもいけるんでしょうけどね。オールスター前に戻ってくれたば、万々歳じゃないですか。そんなに急を要してはいないかなと思いますから」とし、チーム状態も見極めながら、慎重に1軍復帰のタイミングを計っていく。