過去10年の宝塚記念を振り返ると、14〜15年にかけて2年連続で3連単が6桁配当になるなど、波乱傾向が強い時期があった。しかし、近年は落ち着いた配当が目立つ。19年以降の近5回の馬連は全て4000円以下。3連複と3連単は稍重になった20…

 過去10年の宝塚記念を振り返ると、14〜15年にかけて2年連続で3連単が6桁配当になるなど、波乱傾向が強い時期があった。しかし、近年は落ち着いた配当が目立つ。19年以降の近5回の馬連は全て4000円以下。3連複と3連単は稍重になった20年を除き、それぞれ2000円台から5000円台、1万円台から2万円台の配当となっている。

 さらに19年、21年、22年、23年の4回をチェックしよう。そうすると馬券圏内の3頭のうち、2頭が1〜4番人気、1頭が5〜10番人気というパターンが続いていることが分かった。このあたりはいかにも中穴決着という感じだ。

 この流れが継続すると考えれば、オッズを見ながら網を張るのもアリだろう。3連複はフォーメーションで、1列目と2列目に1〜4番人気、3列目に5〜10番人気をチョイス。頭数を絞るなり、軸を1頭に決めるなりすれば、点数を絞ることができる。そして3連単なら高額配当も視野に入ってくるだろう。