第106回全国高校野球選手権三重大会(朝日新聞社、三重県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が18日、津市内であり、参加60チームの組み合わせが決まった。 昨夏優勝のいなべ総合は、尾鷲と対戦。今春の選抜大会に出場した宇治山田商は名張と津の…

 第106回全国高校野球選手権三重大会(朝日新聞社、三重県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が18日、津市内であり、参加60チームの組み合わせが決まった。

 昨夏優勝のいなべ総合は、尾鷲と対戦。今春の選抜大会に出場した宇治山田商は名張と津の勝者と対戦する。

 大会は四日市市営霞ケ浦球場などで行われる。7月5日に四日市ドームで開会式があり、熱戦は6日から始まる。順調に進めば決勝は28日に行われる予定だ。

■三重大会の展望

 (前年優勝校 いなべ総合 前年参加チーム数61)

 春の選抜大会で初戦突破した宇治山田商、春の東海大会準優勝の菰野、春の県大会優勝の津田学園が軸になりそうだ。

 宇治山田商は、140キロ台の速球で押す中村帆高がエースに復帰した。菰野は投打の主力メンバーが2年生で、左腕栄田人逢と右横手投げ森柊真が連戦に備える。津田学園は二遊間を中心とした守備力に定評がある。

 昨夏代表のいなべ総合も、春の県大会で津田学園と延長十回を互角に戦った。2018年に白山を夏の甲子園に導いた東拓司教諭が監督に就いた昴学園は、春の県大会で強豪の三重や宇治山田商を破って初の3位になり、「下克上第2章」をうかがう。(本井宏人)