第106回全国高校野球選手権兵庫大会(朝日新聞社、兵庫県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が18日、兵庫県明石市内であり、参加152チームの対戦相手が決まった。 今春の選抜大会で2年連続の準優勝となった報徳学園は、舞子と明石北の勝者と対…

 第106回全国高校野球選手権兵庫大会(朝日新聞社、兵庫県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が18日、兵庫県明石市内であり、参加152チームの対戦相手が決まった。

 今春の選抜大会で2年連続の準優勝となった報徳学園は、舞子と明石北の勝者と対戦。大会3連覇を目指す社(やしろ)は、網干と鳴尾の勝者と対戦することになった。

 大会は神戸市のほっともっとフィールド神戸などで行われる。6月30日に明石トーカロ球場で開会式があり、試合は7月6日から始まる。予定通りに進めば決勝は7月28日に行われる。

■兵庫大会の展望

 (前年優勝校 社(やしろ) 前年参加チーム数156)

 選抜大会で2年連続準優勝の報徳学園がリード。最速151キロの今朝丸裕喜、多彩な変化球を操る間木歩の両右腕をはじめ投手層が厚い。俊足の福留希空、長打力がある斎藤佑征を軸に打撃力も高く、強肩の右翼手安井康起、遊撃手橋本友樹を中心に守りも堅い。

 追うのは夏3連覇を狙い、春の県大会を制した社(やしろ)。昨夏の甲子園も経験した右腕福田海晴―西垣琉空のバッテリーが鍵。好右腕の槙野遥斗を軸に春の近畿大会4強の須磨翔風、犠打を絡めて粘り強く攻める明石商、スラッガー露本一惺を中心に春の県大会で報徳学園を破った東洋大姫路、最速153キロ右腕の村上泰斗を擁する神戸弘陵、ノーシードだが最速151キロの2年生新井瑛太がいる滝川も侮れない。(森直由)