立ち技打撃格闘技のK-1は18日、「K-1ワールドMAX」(7月7日、代々木第2体育館)の-70キロ世界最強決定トーナメント準々決勝に出場予定だったオウヤン・フェン(26=中国)が練習中に負傷し、今大会を欠場すると発表した。オウヤン・フェン…

立ち技打撃格闘技のK-1は18日、「K-1ワールドMAX」(7月7日、代々木第2体育館)の-70キロ世界最強決定トーナメント準々決勝に出場予定だったオウヤン・フェン(26=中国)が練習中に負傷し、今大会を欠場すると発表した。

オウヤン・フェンは6月5日の練習中に肋骨(ろっこつ)を骨折。全治4週間と診断された。その後、X(ワイルドカード)とされていた準々決勝の対戦相手がブアカーオ・バンチャメーク(42=タイ)と発表され、オウヤン・フェンはなおさら試合をしたいという気持ちを強くしたという。しかし本人の思いとは裏腹に10日間の静養後の6月15日にドクターストップがかかり、欠場が決まった。

オウヤン・フェンの代わりには3月「K-1ワールドMAX」での-70キロ世界最強決定T1回戦でカスペル・ムジンスキ(ポーランド)に惜敗していたストーヤン・コプリヴレンスキー(29=ブルガリア)が敗者復活して参戦するという。

ストーヤンは敗者復活の機会を与えてくれたK-1に感謝し「オレは1回戦を含め、このトーナメントに集中しているし、このビッグマッチに向けて準備は出来ている。オレにとってブアカーオは生ける伝説。そんな彼との試合はまさに夢のようだ。オレが幼少期のころ、ブアカーオの試合を見てたくさんのことを学んだ。だからこそ、本当にこのカードにはとてもワクワクしている。自分史上最高のストーヤンを見せてやる」などとコメントした。

一方、ブアカーオも対戦相手の変更については了承しており「どんな選手が相手でも闘って勝つだけだ」と話しているという。