第106回全国高校野球選手権埼玉大会(朝日新聞社・埼玉県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が18日、さいたま市内であり、参加142チームの対戦相手が決まった。 連覇を目指す浦和学院は正智深谷と、昨秋と今春の県大会を制した花咲徳栄は越谷東…

 第106回全国高校野球選手権埼玉大会(朝日新聞社・埼玉県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が18日、さいたま市内であり、参加142チームの対戦相手が決まった。

 連覇を目指す浦和学院は正智深谷と、昨秋と今春の県大会を制した花咲徳栄は越谷東と対戦。両大会で準優勝し、春夏通じて初の甲子園を狙う昌平は八潮南と当たる。春日部共栄は深谷一と対戦する。

 大会は7月11日に開幕予定で、日程が順調に進めば、28日に決勝の予定。

■埼玉大会の展望

 (前年優勝校 浦和学院 前年参加チーム数145)

 昨秋、今春の県大会を制した花咲徳栄が、一歩リードする。打線は、長打力のある石塚裕惺や生田目奏を中心に切れ目がない。春の県大会では「送りバントなし」の方針で5試合58得点。投手陣もエース上原堆我が関東大会初戦で5回参考記録ながらノーヒットノーランを達成するなど、安定感が増した。

 追うのは昌平。投手層が厚く、タイプの異なる左右がそろう。春の県大会では計9人が登板した。打線も中軸の山根大翔、桜井ユウヤに力がある。

 昨夏の甲子園に出場した浦和学院や、春の県大会でともに4強の山村学園、春日部共栄も上位進出を狙う。(山田みう)