貴重な2ラン本塁打で勝利を呼び込んだ鈴木大地。笑顔が弾ける(C)産経新聞社 楽天は6月16日、交流戦最終戦で広島に5-3で勝利。交流戦の成績を13勝5敗、勝率.722とし、球団創設20年目で初の優勝に輝いた。球団としては、2013年…

貴重な2ラン本塁打で勝利を呼び込んだ鈴木大地。笑顔が弾ける(C)産経新聞社

 楽天は6月16日、交流戦最終戦で広島に5-3で勝利。交流戦の成績を13勝5敗、勝率.722とし、球団創設20年目で初の優勝に輝いた。球団としては、2013年のリーグ制覇・日本一以来のタイトル獲得となった。

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 試合は0-0の2回裏、相手の失策が絡んで3点を先制すると、3回に鈴木大地が2ラン本塁打。序盤に5-0と大量リードを奪った。その後、終盤に広島の反撃を受けたが、7人の投手を繋いで勝利。試合終了後、楽天と並んで首位に立っていたソフトバンクが敗れ、交流戦優勝が決まった。

 楽天の交流戦優勝に「初優勝」、「楽天優勝」がSNSでトレンド入り。ファンからは「うれしい!」「初優勝おめでとうございます」「感動した!」「涙出てきました」「交流戦を経て怖いチームになったなぁ」「この18試合でチームが成長したね」「リーグ優勝目指そう」など、喜びの声が続々と上がった。

 また、最年少で交流戦優勝監督となった今江敏晃監督に対し、「名将今江」「今江監督バンザイ!」と、祝福の声も上がっていた。

 最終カードの広島戦では負け越したものの、セ・リーグ5球団に対し5カード連続勝ち越しを決めた楽天。これで最大「9」まで膨らんでいた借金を返済し、31勝31敗1分の勝率5割でリーグ戦を再開する。

 交流戦の勢いそのままに、首位・ソフトバンクに迫ることができるのか。リーグ戦再開後の楽天から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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