【UEFA EURO 2024】ドイツ代表5-1スコットランド代表(日本時間6月15日/ミュンヘン・フットボール・アレーナ) 【映像】コケながらドンピシャ過ぎるピンポイントパスを送った瞬間  現役引退を表明したドイツの“精密機械”が衰えを知…

【UEFA EURO 2024】ドイツ代表5-1スコットランド代表(日本時間6月15日/ミュンヘン・フットボール・アレーナ)

【映像】コケながらドンピシャ過ぎるピンポイントパスを送った瞬間

 現役引退を表明したドイツの“精密機械”が衰えを知らないその実力を証明した。ドイツ代表MFトニ・クロースが足を滑らせながらもサイドチェンジをピンポイントで送りゴールの起点となった。これにはファンからも「滑ったのにピンポイント」「パスがえぐいって」と称賛の声が挙がっている。

 注目のシーンはゴールレスで迎えた9分だった。ドイツが約2分間に渡り、ほとんど相手に触れられずにパスを回し続ける。左サイドでボールを受けたDFミッテルシュテットが中央のトニ・クロースへとパスを送る。

 これを受けたクロースは、右サイドめがけて大きくサイドチェンジを試みるが、足を滑らせてしまった。しかし、ボールは精度を落とすことなく右サイドのヨシュア・キミッヒのもとへピンポイントで渡り、大観衆にその“精密機械”っぷりを見せつけた。

 これにはファンも「滑ったのにピンポイントだな」「バケモンやん」「パスがえぐいって」「クロースブースト」「クロースが起点やったな」「これはお見事な崩し」とクロースのキックから先制点が生まれたことに賞賛の声が相次いだ。

 クロースは母国ドイツでの開催となったこの大会を最後に現役引退を表明している。サッカーサイト『Sofascore』によると、ボールタッチ数107回、パス成功率99%、ロングパス成功率100%、キーパス4本を記録。現役最後のクロースだが、その実力は衰えるどころか、今もなお欧州トップクラスのようだ。

 試合はドイツ代表が開幕戦を5-1の大量得点で圧勝。母国開催で有終の美を飾りたいクロースとドイツが幸先の良いスタートを切ることに成功した。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)