8月に開幕するパリ・パラリンピックで、車いすバスケットボール女子日本代表に内定した滋賀県長浜市出身の清水千浪(ちなみ)選手の激励会が13日、同市高田町のながはま文化福祉プラザであった。近くの保育園「長浜愛児園」の5歳児クラスの27人が童謡…

 8月に開幕するパリ・パラリンピックで、車いすバスケットボール女子日本代表に内定した滋賀県長浜市出身の清水千浪(ちなみ)選手の激励会が13日、同市高田町のながはま文化福祉プラザであった。近くの保育園「長浜愛児園」の5歳児クラスの27人が童謡を合唱して応援した。

 清水さんは大学で女子サッカー部に所属し、アルビレックス新潟レディースなどで活躍した。2012年に病気のため足に障害を負い、15年から車いすバスケを始めた。21年の東京パラリンピックにも出場した。

 市社会福祉協議会の平井和子会長から花束を受け取った清水さんは「東京パラリンピックは6位。とても悔しかった。パリでメダルを取って、また皆さんにお会いしたい」と抱負を述べた。

 同じ長浜市出身で、車いすバスケ日本代表に内定した土田真由美選手がビデオメッセージを寄せ、「パリで結果を出せるように頑張ります」と話した。(平岡和幸)