【MLB】ドジャース1-3レンジャーズ(6月13日・日本時間14日/ロサンゼルス)  大谷翔平投手の味方がまさかのところにいた。ドジャースの大谷が「2番・DH」で先発出場したこの試合、残念ながら大谷は4打数ノーヒットに終わりチームも1-3で…

【MLB】ドジャース1-3レンジャーズ(6月13日・日本時間14日/ロサンゼルス)

 大谷翔平投手の味方がまさかのところにいた。ドジャースの大谷が「2番・DH」で先発出場したこの試合、残念ながら大谷は4打数ノーヒットに終わりチームも1-3で敗れたが、大谷の第2打席でちょっとしたほほえましいシーンがあった。

【映像】必死に動き回るネット裏の少年

 3点ビハインドで迎えた3回裏、2死一塁という場面で打席が回ってきた大谷。一発が出れば1点差に迫るということで気合の入った打席になったが、それ以上に気持ちが入っていたのがバックネット裏の少年ファン。大谷が初球のカットボールを振ってストライクを取られた後、大谷の旗色が悪いと感じたのか、レンジャーズ先発のロレンゼン投手が2球目を投じるところから思わぬ行動に出た。

 少年ファンは右手を大きく振り始め、ロレンゼンに「投げないで!」と言わんばかりのジェスチャーを開始。3球目からは左手も使って手を振るようなジェスチャーに。ロレンゼンに向かって何かおまじないをかけているかのように一生懸命に手を振る姿は妨害工作にしては可愛すぎるものだった。

 少年ファンの思いが通じたか、第1打席では2球で打ち取られた大谷だったが、この打席では粘り6球まで粘り、最後にはレフトへヒットになりそうな痛烈なライナーを放った。

 惜しくもヒットにはならず少年の願いは叶わなかったが、そのほほえましい光景を見た視聴者もほっこりとしたことだろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)