「ソフトバンク-阪神」(14日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクの「ギータ2世」と呼び声の高い笹川吉康外野手(22)が「8番・右翼」でプロ初スタメン出場する。 笹川は20年ドラフト2位で横浜商高から入団。高校通算40本塁打のパワーと身…

 「ソフトバンク-阪神」(14日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクの「ギータ2世」と呼び声の高い笹川吉康外野手(22)が「8番・右翼」でプロ初スタメン出場する。

 笹川は20年ドラフト2位で横浜商高から入団。高校通算40本塁打のパワーと身長193センチ、体重95キロの恵まれた体格からチームの主砲の柳田を連想させ、背番号も柳田が入団時につけていた「44」を継承した。

 今季ウエスタン・リーグでは55試合に出場、打率.271、2本塁打、20打点を記録。今月11日にプロ4年目で初の1軍昇格を果たし、翌12日のヤクルト戦(みずほペイペイドーム)で負傷交代した近藤に代わって5回の守備から出場してデビューを果たした。

 その日のプロ初打席は二ゴロに倒れ、9回の打席も二飛。2打数無安打に終わっており、初スタメン試合でプロ初安打が飛び出すか注目される。

 村上打撃コーチは「(阪神先発の)伊藤は左だけど、ウエスタンで対戦している」と期待を寄せた。5月31日の2軍戦で3打席対戦した。遊ゴロ、二飛、二ゴロと3打席凡退に倒れているが、直近で球筋などを直に見ていることも抜てきにつながったようだ。