第106回全国高校野球選手権福岡大会(朝日新聞社、福岡県高校野球連盟主催)の抽選会が14日、福岡市内であり、参加135チームの組み合わせが決まった。 昨夏に甲子園に出場した九州国際大付は初戦で小倉商と対戦。昨夏準優勝の東筑は初戦で八幡工と…

 第106回全国高校野球選手権福岡大会(朝日新聞社、福岡県高校野球連盟主催)の抽選会が14日、福岡市内であり、参加135チームの組み合わせが決まった。

 昨夏に甲子園に出場した九州国際大付は初戦で小倉商と対戦。昨夏準優勝の東筑は初戦で八幡工と顔をあわせる。今春の選抜大会に出場した東海大福岡は小倉南と初戦を戦う。

 大会は北九州市民球場などで行われる。29日に開幕し、順調に進めば、決勝は7月21日に行われる予定だ。

■福岡大会の展望

(前年優勝校 九州国際大付 前年参加チーム数135)

 ともに好左腕を擁する九州国際大付と大牟田、今春の選抜に出場した東海大福岡など実力が伯仲し、混戦模様だ。

 夏3連覇を狙う九州国際大付は昨夏の甲子園を経験したエースで主将の田端竜也が中心。三宅巧人ら主軸の出来が鍵を握る。昨夏の準決勝で田端と投げ合った大牟田の境利月は安定感が増し、屈指の好投手に。接戦をものにするチーム力も光る。

 東海大福岡の佐藤翔斗は注目の大型右腕。投手層が厚い福岡大大濠や強打の西日本短大付、飯塚、公立校では昨夏準優勝の東筑、春の県大会を制した春日、糸島も上位を狙う。(太田悠斗)