ボクシングIBF世界バンタム級王者の西田凌佑(27=六島)が13日、母校の奈良・王寺工に凱旋(がいせん)した。同校を訪れるのはWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を獲得直後の21年5月以来3年ぶり。ボクシング部の後輩ともふれ合い、マスボ…

ボクシングIBF世界バンタム級王者の西田凌佑(27=六島)が13日、母校の奈良・王寺工に凱旋(がいせん)した。

同校を訪れるのはWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を獲得直後の21年5月以来3年ぶり。ボクシング部の後輩ともふれ合い、マスボクシングで世界王者の技術を披露した。

西田は「ボクシングを始めたばかりの1年生もベルトを見て喜んでもらった。自分が高校の時よりもみんなレベルが高く、自分が刺激をもらいました」。

恩師の高見公明監督とも再会した。後輩たちにも高校卒業後に就職の予定を高見監督のおかげで近大に進学し、今があるというエピソードを披露した。「高見先生に教えてもらった前の手の使い方や走り込みのおかげと思っている。とてもいい時間でした」。

今後は未定だが、今秋にも大阪で計画される初防衛戦に向けて、精神的に高揚する時間を過ごした。