第106回全国高校野球選手権佐賀大会(朝日新聞社、佐賀県高校野球連盟主催)の抽選会が13日、佐賀市内であり、参加36チームの組み合わせが決まった。 昨夏の全国選手権に出場した鳥栖工は初戦で鳥栖と対戦。今春の九州大会で4強入りした唐津商は唐…

 第106回全国高校野球選手権佐賀大会(朝日新聞社、佐賀県高校野球連盟主催)の抽選会が13日、佐賀市内であり、参加36チームの組み合わせが決まった。

 昨夏の全国選手権に出場した鳥栖工は初戦で鳥栖と対戦。今春の九州大会で4強入りした唐津商は唐津南と、8強入りした佐賀北は厳木とそれぞれ初戦を戦う。

 大会は佐賀市のさがみどりの森球場で行われる。7月6日に開幕し、順調に進めば、決勝は7月22日に行われる予定だ。

■佐賀大会の展望

(前年優勝校 鳥栖工 前年参加チーム数36)

 春の県大会を制した佐賀北は4番の田中幹太郎が攻守の中心。思い切りよい打撃をみせ、内野手からマウンドへ向かうこともできる。高柳俊介を軸に継投で試合を作るため、投手陣に厚みが出れば5年ぶりの代表が近づく。

 唐津商の2年生エース木本夢翔は力強い速球が持ち味だ。春の九州大会では3試合を一人で投げ4強入りに貢献した。2年連続代表をめざす鳥栖工は、1年生で甲子園のマウンドを経験した松延響が復調できるか。

 昨秋の県大会優勝の有田工や、夏は2大会連続決勝で涙をのんでいる神埼清明も力はある。龍谷や佐賀商は夏を前に調子を上げている。(森田博志)