第106回全国高校野球選手権千葉大会(朝日新聞社・千葉県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が13日、千葉市内であり、参加148チームの対戦相手が決まった。 今春の選抜大会で4強入りした中央学院は秀明八千代と松戸向陽の勝者と対戦。春の県大…

 第106回全国高校野球選手権千葉大会(朝日新聞社・千葉県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が13日、千葉市内であり、参加148チームの対戦相手が決まった。

 今春の選抜大会で4強入りした中央学院は秀明八千代と松戸向陽の勝者と対戦。春の県大会を制し、夏の千葉大会連覇をめざす専大松戸は柏陵と磯辺の勝者と顔を合わせる。また、習志野は船橋北、木更津総合は京葉と当たる。

 開会式は7月6日にあり、試合は同10日に始まる予定。日程が順調に進めば、決勝は同27日にある。

■千葉大会の展望

 (前年優勝校 専大松戸 前年参加チーム数148)

 今春の選抜4強の中央学院と2年連続で千葉の頂点を狙う専大松戸が中心になる。

 中央学院は蔵並龍之介、臼井夕馬、颯佐心汰ら投手層が厚い。昨夏から主力だった選手も多く、高い総合力を誇る。専大松戸は150キロ近い直球を投げる県内屈指の右腕梅沢翔大と強打者の中山凱がチームを引っ張る。

 2018年以来の夏の甲子園をめざす木更津総合は昨夏から投手陣の軸を担う3人が残る。ノーシードでは実績がある習志野や市船橋、東京学館も侮れない。シードの拓大紅陵や千葉学芸、春4強の千葉経大付も好投手を擁する。リードする捕手の力量が鍵を握る。(杉江隼)