佐々木麟太郎が米国での“デビュー戦”で豪快な一発を放った 写真:西尾典文 岩手の花巻東高から米カリフォルニア州の名門・スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎が米国での“デビュー戦”でいきなり結果を残した。【動画】さすが高校通算140…

佐々木麟太郎が米国での“デビュー戦”で豪快な一発を放った 写真:西尾典文

 岩手の花巻東高から米カリフォルニア州の名門・スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎が米国での“デビュー戦”でいきなり結果を残した。

【動画】さすが高校通算140本塁打のスラッガー!佐々木麟太郎が“米国デビュー戦”で本塁打を放つ

 現地時間6月11日(日本時間12日)、ドラフト候補の有望株が参加する「MLBドラフトリーグ」のトレントン・サンダーの一員として、フレデリック・キーズ戦に「4番・一塁」で先発出場した背番号「50」の佐々木は、第2打席で豪快なアーチを放った。快音を残し、白球は右翼席へと消えた。

 高校通算140本塁打のスラッガーが放った一発に現地の記者も反応した。米メディア『Fox Sports MLB』のベン・バーランダー氏は自身のXで「アメリカでの初ヒットはホームラン なんて男らしい男なんだ」と、投稿している。

 フリーランス記者のショーン・スプラドリング氏も自身のXに「リンタロウ・ササキがアメリカでの初試合でホームランを打つ」と、本塁打シーンの映像を添えて投稿した。

 さらに、現地の実況が「リンタロウ・ササキ」を「レインタロウ・スズスキ」と発音したことに触れ、「リンタロウ・ササキのアメリカでの初打席は、この発音とともに永遠に刻まれることになるだろう」と、冗談めかして投稿した。

 佐々木が参加しているMLBドラフトリーグは2021年に発足し、今季は6チームが参加。6月から80試合の日程で試合を行う。MLBスカウトが見守る中で、豪快な一発で存在感を発揮した。

 試合前には、米メディア『MLB Pipeline』がXで「日本の高校通算ホームラン記録保持者である19歳のリンタロウ・ササキ選手が、MLBドラフトリーグで米国デビューを果たします」と投稿して、話題となっていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】佐々木麟太郎の米国留学をプロスカウトはどう見たか? 「ドラフト有力候補」が下した決断の影響を有識者が考察

【関連記事】花巻東・佐々木麟太郎の米国留学決断に現地反応!米識者は「日本のプリンス・フィルダーだ」とメジャー通算319発スラッガーに重ねる

【関連記事】大谷翔平の一刀流でのMVP獲得はあるのか?MLB公式サイトが6月注目の9つの話題として特集