パリ五輪に日本代表として出場することが決まっている、大分市出身のフェンシング女子サーブルの江村美咲選手(25)=立飛ホールディングス=が10日、県庁に佐藤樹一郎知事を表敬訪問した。 江村選手のほか、日本フェンシング協会の青木雄介・強化本部…

 パリ五輪に日本代表として出場することが決まっている、大分市出身のフェンシング女子サーブルの江村美咲選手(25)=立飛ホールディングス=が10日、県庁に佐藤樹一郎知事を表敬訪問した。

 江村選手のほか、日本フェンシング協会の青木雄介・強化本部長ら計6人も同行。アジア選手権とパリ五輪を控え、サーブルの選手らはこの日から大分市内で合宿を始めており、そのあいさつに訪れた。

 江村選手は「個人・団体の金メダルが五輪の目標。自分を信じて試合を楽しみ、後悔することのないよう(力を)出し切りたい」と抱負を語る一方で「選手はみんな食事や温泉を楽しみにしている」と笑顔を見せた。佐藤知事は「大分でしっかり調整して」と激励した。

 江村選手は2022、23年の世界選手権で2連覇。日本フェンシング協会は5月19日の理事会で江村選手らをパリ五輪の日本代表に選んだ。(徳山徹)