度会が1軍に復帰。再び外野のポジションを奪いにいく(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext DeNAのドラフト1位・度会隆輝が6月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)から1軍に復帰する。この日、出場選手登録された。 今…

度会が1軍に復帰。再び外野のポジションを奪いにいく(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext

 DeNAのドラフト1位・度会隆輝が6月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)から1軍に復帰する。この日、出場選手登録された。

 今季はリードオフマンとして、セ・リーグ史上初となる開幕2戦連続ホームランを放つなど、華々しいデビューを飾ったが、4月は23試合で打率.194と低迷するなど、プロの壁にもぶつかった。

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 ここまで1軍では31試合に出場して打率.231、3本塁打、11打点の成績で、5月16日に出場選手登録を外れると、ファームでは18試合に出場して、打率.324、1本塁打、8打点と結果を残してきた。守備では右翼以外にも中堅にも挑戦し、1軍での出場機会を増やす覚悟だ。

 チームは現在、交流戦の成績が5勝7敗と負け越しており、先週はホームで4連敗を喫した。リーグでも5位と低迷しているだけに、攻守だけでなく、明るいキャラクターの度会がチームに好影響をもたらしてくれることも期待される。

 度会が不在の中、プロ5年目の蝦名達夫が外野でスタメン出場を続けていた。その蝦名は9日のソフトバンク戦でマルチ安打を記録するなど、打率は.291、3本塁打、12打点の成績を収めている。
 
 今週6連戦はパ・リーグの本拠地球場で行われるため、DHでの起用も見込まれる度会だが、リーグ戦再開後はライバルを蹴落としてポジションを奪いにいかなくてはいけない。ファームで磨いてきたことを生かし、1軍定着へ再スタートを切る。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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