女子ゴルフのパリオリンピック(五輪)代表争いが混沌としてきた。10日付の女子ゴルフ世界ランキング(R)が発表され、米ツアー、ショップライトLPGAクラシックで2位に食い込んだ古江彩佳(24=富士通)が3ランクアップの19位となり、五輪出場圏…

女子ゴルフのパリオリンピック(五輪)代表争いが混沌としてきた。10日付の女子ゴルフ世界ランキング(R)が発表され、米ツアー、ショップライトLPGAクラシックで2位に食い込んだ古江彩佳(24=富士通)が3ランクアップの19位となり、五輪出場圏内の日本勢2番手に浮上した。

6月24日付の世界Rに基づく五輪ランキングで出場60人が決まる。各国上位2人に出場権が与えられる。前週まで日本人2位だった畑岡奈紗(25=アビームコンサルティング)はショップライトLPGAクラシックで失格となったことが響き、19位から20位に落ちて、五輪出場権外の日本人3位となった。日本人2位の古江との差はわずか0・03ポイント。

現在の日本人トップは、前々週のメジャー全米女子オープンで優勝した笹生優花(22)の8位。ポイントでも抜けており、笹生の五輪代表は当確。あと2週間、古江と畑岡、さらに国内の日本勢との日本人2位の座をめぐり熾烈(しれつ)な争いが続きそうだ。

ちなみに笹生、古江、畑岡に続くのは、21位山下美夢有、42位竹田麗央、43位岩井明愛、45位岩井千怜、47位小祝さくら、54位鈴木愛、57位西郷真央、61位渋野日向子、70位西村優菜。