宮崎県高校野球連盟の運営委員会が宮崎市で10日開かれ、第106回全国高校野球選手権宮崎大会(県高野連、朝日新聞社主催)の日程が、7月6日開幕、25日決勝と正式に決まった。熱中症対策では、1球場の試合が1日2試合の日程を増やし、暑さが厳しい…

 宮崎県高校野球連盟の運営委員会が宮崎市で10日開かれ、第106回全国高校野球選手権宮崎大会(県高野連、朝日新聞社主催)の日程が、7月6日開幕、25日決勝と正式に決まった。熱中症対策では、1球場の試合が1日2試合の日程を増やし、暑さが厳しい時間帯を避け、できるだけ午前中に試合が始められるようにする。2年ぶりに、県高野連加盟の全47校が参加を予定している。

 会場は、ひなたサンマリンスタジアム宮崎とアイビースタジアム。開幕日は昨年、開会式後に2試合をおこなったが、今年は1試合になる。昨年は選手がいなかったため参加しなかった飯野は、高城と連合チームを組んで出場をめざす。

 暑さ対策では、1日3試合が多かった大会序盤で2試合の日を増やす。2試合の日は昨年まで、第1試合の開始時間が午前10時だったが、午前9時に早めて第2試合も午前中にスタートできるようにする。午後の暑さが厳しい時間帯のプレーをできる限り避ける狙い。

 また、三、五、七回の後などに給水を促し、タイブレークに入る場合も給水時間を取る。1回に10点以上入った場合は守備側に給水時間を取る。

 組み合わせ抽選会は6月19日、宮崎市熊野のひなた武道館で開く。1年間の戦績により、シード8枠のうち(1)延岡学園(2)日南学園(3)宮崎商(4)小林西(5)日章学園(6)宮崎北(7)聖心ウルスラは確定。第8シードは富島と都城商のどちらかになる。(中島健)