昨夏の全国高校野球選手権大会で優勝した慶応(神奈川)に、香川県内の4校が挑む招待試合(県高校野球連盟主催)が8日、高松市のレクザムスタジアムで始まった。初日は春季四国大会を制した高松商と、昨夏の選手権大会に出場した英明が挑み、高松商が6―…

 昨夏の全国高校野球選手権大会で優勝した慶応(神奈川)に、香川県内の4校が挑む招待試合(県高校野球連盟主催)が8日、高松市のレクザムスタジアムで始まった。初日は春季四国大会を制した高松商と、昨夏の選手権大会に出場した英明が挑み、高松商が6―12、英明は3―7でそれぞれ敗れた。

 高松商は3点を追う二回裏、高藤快渡選手(2年)の3点本塁打で同点に追いつくと、4点を追う五回には村山由空選手(3年)の適時打などで2点を返した。だが、投手陣が15被安打5四死球と崩れ、打線の援護に応えられなかった。

 試合後、高松商の長尾健司監督は「制球が良くなかった。投手陣が安定しないと試合にならない」と奮起を促した。

 英明は、先発の清家準投手(3年)が四回2死まで投げて4四球と制球に苦しみ、7失点。打線は八回に鈴木昊選手(同)らの3連打などで4点差まで追い上げたが、及ばなかった。

 9日は尽誠学園と志度が出場する。(和田翔太)