(前年優勝校 慶応 前年参加チーム数167) 昨夏に全国制覇した慶応、春の県大会準優勝の東海大相模、昨秋の県大会優勝の桐光学園、同準優勝の横浜を中心に、混戦が予想される。 慶応は、甲子園優勝メンバーの捕手加藤右悟、右腕小宅雅己らに期待がか…

 (前年優勝校 慶応 前年参加チーム数167)

 昨夏に全国制覇した慶応、春の県大会準優勝の東海大相模、昨秋の県大会優勝の桐光学園、同準優勝の横浜を中心に、混戦が予想される。

 慶応は、甲子園優勝メンバーの捕手加藤右悟、右腕小宅雅己らに期待がかかる。東海大相模は、198センチ左腕藤田琉生が完投するなど粘り強さを身につけ急成長。桐光学園は、制球力がある右腕法橋瑛良、大型遊撃手森駿太がチームを引っ張る。横浜は、140キロ台中盤の直球が光る左腕奥村頼人ら下級生と、3年生の力の融合が武器だ。

 春の県大会を42年ぶりに制した武相、10年ぶりに春4強入りした向上も、上位に食い込む実力を備える。(手代木慶)