実業団などが参加する卓球の日本リーグの前期大会で、日鉄物流和歌山支店(和歌山市湊)を拠点とする「日鉄物流ブレイザーズ」が男子1部で優勝した。昨年の後期大会に続き、2期連続で制した。前期大会を制したのは1973年の創部以来初めてという。 大…

 実業団などが参加する卓球の日本リーグの前期大会で、日鉄物流和歌山支店(和歌山市湊)を拠点とする「日鉄物流ブレイザーズ」が男子1部で優勝した。昨年の後期大会に続き、2期連続で制した。前期大会を制したのは1973年の創部以来初めてという。

 大会は5月22~26日に静岡県浜松市で開かれた。男子1部は8チームによるリーグ戦形式で、シングルス4試合とダブルス1試合の団体戦で競った。日鉄物流は6勝1敗で頂点に立った。

 ダブルスとシングルスの両輪で活躍してチームを引っ張った藤村友也主将(29)と杉井孝至監督が3日、和歌山県庁を訪れ、岸本周平知事に優勝を報告した。藤村主将は「一戦ごとに調子が上がり勝利を積み重ねられた」と話した。前主将の松下海輝さんがコーチ兼任になったことに伴い、4月に主将に就任。「今までの優勝よりも少しうれしい」と笑顔を見せた。(伊藤秀樹)