7月26日のパリオリンピック(五輪)開幕まで50日となった6日、愛知水泳連盟に登録する日本代表選手の壮行会が名古屋市昭和区の中京大学で開かれた。競泳とアーティスティックスイミング(AS)の選手5人が、大舞台に向けて意気込みを語った。 平泳…

 7月26日のパリオリンピック(五輪)開幕まで50日となった6日、愛知水泳連盟に登録する日本代表選手の壮行会が名古屋市昭和区の中京大学で開かれた。競泳とアーティスティックスイミング(AS)の選手5人が、大舞台に向けて意気込みを語った。

 平泳ぎの渡辺一平選手(27)=トヨタ自動車=はリオデジャネイロ五輪以来2大会ぶりの出場となる。「200メートル平泳ぎは日本のお家芸だが、リオからメダルが取れていないし、僕自身もリオで6位と悔しい思いをした。精いっぱい力を発揮して、メダル獲得と日本記録更新を目標に頑張っていきたい」

 三重県四日市市出身の谷口卓選手(22)=中京清泳会=と、愛知県刈谷市生まれの村佐達也選手(17)=中京大中京高3年=は、ともにリレーメンバーで初めての五輪に挑む。

 ASでは、刈谷市出身の藤井萌夏選手(19)=中京大2年=が自身初の五輪に臨む。また、名古屋市出身の吉田萌(めぐむ)選手(28)=愛知学院大職員=は、2大会連続の出場でチームの主将も務める。「みんなが一つの目標に向かうのを引っ張っていけたらと考えている。一番いいものをやれば結果はついてくる。(目標は)ベストパフォーマンスでメダル獲得です」と誓った。(辻健治)