プロバスケットボール・Bリーグで初の年間王者となった広島ドラゴンフライズは、9日からアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで初開催される「チャンピオンズリーグアジア」に日本代表として出場する。8カ国のクラブがアジア王者をめざす第1回大会だ。 …

 プロバスケットボール・Bリーグで初の年間王者となった広島ドラゴンフライズは、9日からアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで初開催される「チャンピオンズリーグアジア」に日本代表として出場する。8カ国のクラブがアジア王者をめざす第1回大会だ。

 広島皆実高校出身の三谷桂司朗選手(22)は、報道陣の取材に「楽しみ。いい結果をめざしてやりたい」と抱負を語った。

 パリ五輪出場は逃したものの、5月はハンガリーで3人制バスケットボール日本代表として戦い、帰国後にBリーグのチャンピオンシップ(CS)決勝でプレーした。

 「この1カ月、めちゃくちゃ内容の濃い日々を送らせてもらっている。みなさんのおかげでチャンピオンになる経験もさせてもらったので、しっかりやりきりたい」

 CSでMVPに輝いた山崎稜選手(31)も「出るからには勝ちたい。日本のチャンピオンとして胸を張ってプレーする」と意気込んでいる。

 6日には、今シーズン限りで引退した朝山正悟主将と浦伸嘉社長が広島県庁を訪れ、湯崎英彦知事に優勝を報告した。

 朝山主将は「広島のみなさんの期待に応えられてうれしい。私自身、20年のキャリア、在籍9年の中で最高の終わり方をさせていただいた」と話した。浦社長は「応援いただいた県民のみなさまに感謝を伝えたい」と話した。湯崎知事は優勝をたたえ、「来年はもっと声援の声も大きくなると思う」と話した。(上山浩也、興野優平)