【岩手】第42回金ケ崎マラソン大会(金ケ崎マラソン大会実行委員会、朝日新聞社など主催)が2日、金ケ崎町の森山総合公園陸上競技場などで開かれた。 大会コースは2キロ、5キロ、10キロ、ハーフ(21・0975キロ)で、年齢別など体力に応じた3…

 【岩手】第42回金ケ崎マラソン大会(金ケ崎マラソン大会実行委員会、朝日新聞社など主催)が2日、金ケ崎町の森山総合公園陸上競技場などで開かれた。

 大会コースは2キロ、5キロ、10キロ、ハーフ(21・0975キロ)で、年齢別など体力に応じた31種目が設定された。競技者だけではなく、親子連れも参加する大会で、計約1500人がエントリーした。

 2キロの家族ペア(小学生以下を含む)の部で優勝したのは、住田町の会社員佐々木龍馬さん(37)と小学6年の夢稀(ゆめき)さん(12)。夢稀さんは小学4年まで、地元のクラブチームでバレーボールを習っていたが、クラブの人数が少なくなって活動休止となり、1人でもできる陸上競技に切り替えた。「1位になれて良かった」と喜んだ。

 龍馬さんは「息子が頑張っているから」と、大会前1カ月間、酒やたばこを控えて、トレーニングを重ねた。「優勝を目指していた。2人でよく頑張れたと思う」と笑顔を見せた。

 大会では、東京五輪男子マラソン日本代表の服部勇馬選手(トヨタ自動車)らが招待選手として参加し、ハーフを走った。

 優勝者は次のみなさん。

 【ハーフ男子】39歳以下=本城蔵馬(トヨタ紡織東北)▽40歳代=浅利政喜(TEAMアテルイ)▽50歳代=今泉利教(デンソー岩手)▽60歳以上=本田賢(スリーエフRC)

 【ハーフ女子】49歳以下=鈴木幸恵▽50歳以上=菅原めぐみ(IWASP―AC)

 【10キロ男子】29歳以下=小野寺陸(TEAMアテルイ)▽30歳代=高橋佑輔(DENSO岩手)▽40歳代=本城昇(サンメディカル)▽50歳代=小野寺栄光(TEAMGOLD安倍)▽60歳代=千田布美夫(TEAMアテルイ)▽70歳以上=磯崎信一(洋野町)

 【10キロ女子】39歳以下=庄司夏子(千葉恵製菓)▽40歳代=佐藤心嵐(夢楽のパン工房ヤドリギ)▽50歳以上=渡辺知子

 【5キロ男子】39歳以下=千田翔平(大船渡陸上倶楽部)▽40~59歳=佐藤公盛(下閉伊クラブ)▽60歳以上=吉田透

 【5キロ女子】39歳以下=高橋姫織▽40歳代=鈴木和美▽50歳以上=佐藤恵美(秋田大)

 【2キロ】家族ペア(小学生以下を含む)=佐々木龍馬・夢稀▽家族ペア(小学生以下を含まない)=山本雄太郎・恵里(八幡平Fitness合同会社)▽小学1~3年生男子=高橋空汰(矢巾東)▽小学4~6年生男子=大村慶悟(見前南)▽小学1~3年生女子=藤原実心(向中野)▽小学4~6年生女子=菅野心美(竹駒)▽中学生男子=大内歩有人(水沢)▽中学生女子=浜川那々子(遠野)▽50歳以上男子=梅津賢一(エイブリック秋田)▽40歳以上女子=加藤明子