●パルクールの世界大会を北九州市で開催へ 北九州市などは31日、第2回パルクール世界選手権(国際体操連盟など主催)が11月15~17日に小倉北区の勝山公園内特設会場で開催されることが決まったと発表した。障害物を飛び越えるなどして速さや技を…

 ●パルクールの世界大会を北九州市で開催へ 北九州市などは31日、第2回パルクール世界選手権(国際体操連盟など主催)が11月15~17日に小倉北区の勝山公園内特設会場で開催されることが決まったと発表した。障害物を飛び越えるなどして速さや技を競うフランス発祥の都市型スポーツで、ロサンゼルス五輪(2028年)での実施競技入りが期待されている。

 22年に東京であった第1回大会には、40カ国約100人が参加し、約1万3千人が来場。今回はその倍をめざすという。市は会場設営費など1億800万円を6月補正予算案に盛り込んでいる。

 第2回大会は、エジプト・カイロで開催予定だったが、中東情勢を鑑み、国際体操連盟は延期・中止を検討。21年に市内で世界体操・新体操選手権を開催した際の実績などを見込み、市に開催の打診をしたという。武内和久市長は、「市の魅力を全世界に発信していきたい」と話した。(城真弓)