ベテランと若手の凸凹コンビだ。重賞3勝の古豪カラテ(牡8、栗東・音無秀孝厩舎)が、ルーキー高杉吏麒騎手との初タッグで鳴尾記念(3歳上・GIII・芝2000m)に挑む。  カラテは21年の東京新聞杯、22年の新潟記念、23年の新潟大賞典と…

 ベテランと若手の凸凹コンビだ。重賞3勝の古豪カラテ(牡8、栗東・音無秀孝厩舎)が、ルーキー高杉吏麒騎手との初タッグで鳴尾記念(3歳上・GIII・芝2000m)に挑む。

 カラテは21年の東京新聞杯、22年の新潟記念、23年の新潟大賞典と重賞3勝の実力馬。しかし、昨年の鳴尾記念で9着に敗れて以降は16着、10着、15着、14着と苦戦が続いている。今回は音無厩舎への転厩初戦となるが、環境の変化が起爆剤となるか。勝てば4年連続重賞制覇の偉業となる。

 そして鞍上の高杉騎手は今年3月にデビューしたルーキーだ。ここまで同期では最多の8勝。重賞は金鯱賞のワイドエンペラーに続いて2回目の騎乗となるが、当時は12番人気の低評価に反発するように6着に健闘した。今回は初の掲示板、さらにその上を目指すこととなる。