16年ファンタジーS覇者のミスエルテを母に持つミエスペランサ(牝3、栗東・池江泰寿厩舎)が、土曜京都8Rの聖護院特別(3歳上・2勝クラス・芝1800m)でデビュー3連勝を狙う。  ミエスペランサは父リアルスティール、母ミスエルテ、母の父…

 16年ファンタジーS覇者のミスエルテを母に持つミエスペランサ(牝3、栗東・池江泰寿厩舎)が、土曜京都8Rの聖護院特別(3歳上・2勝クラス・芝1800m)でデビュー3連勝を狙う。

 ミエスペランサは父リアルスティール、母ミスエルテ、母の父Frankelの血統。母は16年のファンタジーSの勝ち馬。その勝ちっぷりから桜花賞の最有力候補と目されたが、結果的にこれが最後の勝利となった。祖母のミスエーニョは09年の米G1デビュターントSの覇者。叔母のミアネーロは今年のフラワーCを制している。

 今年1月の新馬(京都芝1600m内回り)でデビュー。中団前寄りから渋太く脚を伸ばして接戦を制した。続く前走の君子蘭賞は後方から大外一気の差し切り。序盤からポジションを取れるタイプではないが、確実に脚を使えるのが強みだ。

 今回は初の古馬相手となるが、この時期の混合戦は3歳有利でもあり、優に通用するだろう。勝てば秋華賞も見えてくる大事な一戦。無傷の3連勝で今後への足掛かりとしたい。