【福島】バレーボール女子のトップリーグに所属する「デンソーエアリービーズ」の練習拠点が、ホームタウンの郡山市に建設されることが決まった。30日、デンソーと同市、市上下水道局が、練習用体育館建設に関する協定を結んだ。2027年度の完成を予定…

 【福島】バレーボール女子のトップリーグに所属する「デンソーエアリービーズ」の練習拠点が、ホームタウンの郡山市に建設されることが決まった。30日、デンソーと同市、市上下水道局が、練習用体育館建設に関する協定を結んだ。2027年度の完成を予定している。

 練習用体育館は、公式戦を開催する郡山総合体育館に近い旧豊田浄水場跡地を、デンソーが市から賃借して建てる。約1万平方メートルの敷地には、バレーボールコート3面のほか、チーム事務所や選手食堂などを構える予定だ。市民向けバレーボール教室や災害時の避難所としても活用する。

 デンソーエアリービーズは4月、同市をホームタウンとするパートナー協定を結んだ。今秋から新たに発足するトップリーグ「SVリーグ」のホームゲームの8割を県内で開催するという。

 チームの杉岡憲部長は「協定を結ぶことができてうれしく思う。市民と一緒に盛り上がっていけるよう努めたい」と話した。(斎藤徹)