第71回NHK杯県高校野球大会は29日、佐賀市のさがみどりの森球場で決勝があり、龍谷が佐賀商を1―0で下し6年ぶり9度目の優勝を飾った。 昨秋から今大会までの結果で、7月の全国高校野球選手権佐賀大会のシード4校が確定。第1シードは今春の大…

 第71回NHK杯県高校野球大会は29日、佐賀市のさがみどりの森球場で決勝があり、龍谷が佐賀商を1―0で下し6年ぶり9度目の優勝を飾った。

 昨秋から今大会までの結果で、7月の全国高校野球選手権佐賀大会のシード4校が確定。第1シードは今春の大会を制した佐賀北で、第2シードが唐津商、第3シードは昨秋優勝の有田工となり、第4シードに龍谷が入った。(森田博志)

     ◇

 龍谷の竹下大智投手(3年)が佐賀商打線を完封し、二回に自らのスクイズで挙げた1点を守り切った。小学生から野球を始めずっと野手だったが、昨夏から投手に転向。速球は120キロ台でも安定感がある。今大会は背番号「1」を好調な2年生に譲り「10」に。竹下投手は「背番号に関係なくやれることをやっていく」と夏を見据え、徳山誠一朗監督は「1番は一番頑張った人がつけるべきだ。夏まで誰が頑張るか」と発破をかけた。