東都大学野球 春季2部リーグ戦・東農大戦 第2回戦⚫︎東洋大9ー11東農大123456789計東農大61004000011東洋大0020040039二塁打:馬込(六回)南、伊藤、土肥、野中、八巻ー藤山、藤本、高山・打者成績打順守備名前打安点…
東都大学野球 春季2部リーグ戦・東農大戦 第2回戦
⚫︎東洋大9ー11東農大
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
東農大 | 6 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 |
東洋大 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 3 | 9 |
二塁打:馬込(六回)
南、伊藤、土肥、野中、八巻ー藤山、藤本、高山
・打者成績
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
1 | (三) | 馬場(総2=九州学院) | 1 | 0 | 0 |
三 | 飯田(総3=成田) | 2 | 1 | 0 | |
2 | (二) | 前高(営2=熊本工) | 3 | 1 | 0 |
二 | 嶋村(法4=栄北) | 2 | 2 | 2 | |
3 | (左) | 山田(総2=木更津総合) | 4 | 1 | 1 |
4 | (一) | 船曳(総4=大阪桐蔭) | 1 | 1 | 1 |
走→一 | 馬込(法4=桐光学園) | 3 | 1 | 2 | |
5 | (右) | 冨安(営2=履正社) | 2 | 0 | 1 |
打→右 | 金刺(営1=横浜) | 1 | 0 | 1 | |
6 | (指) | 金丸(営2=上尾) | 3 | 1 | 0 |
打 | 楠(法4=佐久長聖) | 1 | 1 | 0 | |
7 | (中) | 早川(営2=東邦) | 2 | 0 | 0 |
中 | 三宅(済4=報徳学園) | 2 | 0 | 0 | |
打 | 藤井(営3=浦和学院) | 1 | 1 | 0 | |
8 | (遊) | 佐久間(済4=千葉黎明) | 4 | 2 | 0 |
9 | (捕) | 藤山(総2=愛工大名電) | 1 | 0 | 0 |
捕 | 藤本(営4=愛工大名電) | 1 | 0 | 0 | |
打 | 片岡(法4=石見智翠館 ) | 1 | 1 | 0 | |
捕 | 高山(総1=三重) | 1 | 1 | 1 | |
計 | 36 | 14 | 9 |
・投手成績
勝敗 | 名前 | 回 | 球数 | 安 | 四死球 | 三振 | 責 |
負 | 南(総1=大阪桐蔭) | 3 | 63 | 6 | 4 | 0 | 3 |
伊藤(総1=浦和学院) | 1 | 23 | 1 | 3 | 1 | 0 | |
土肥(営1=高岡一) | 2 | 43 | 2 | 3 | 1 | 0 | |
野中(済1=叡明 ) | 1 | 18 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
八巻(法1=狭山清陵 ) | 2 | 28 | 0 | 2 | 2 | 0 |
前カードからメンバーを大幅に入れ替えた東洋大
伊藤は四球を出しながらも四回を0で抑えた
リーグ戦初登板を果たした土肥
九回先頭打者の楠が安打でチャンスを広げた
嶋村は2打数2安打2打点の活躍
適時打を放った高山
九回にホームへ帰り喜びを見せる佐久間
雨天延期となっていた東農大とのカード第2戦。ベンチ入りメンバーを大きく入れ替え、試合に臨んだ。小雨が降り風が強くなる中、試合は初回にエラーも絡んで6失点すると、打線が後半につながりを見せ徐々に点を返すも、9回の猛攻であと一歩及ばなかった。
ピッチャー陣は先発した南(総1=大阪桐蔭)が初回に東農大打線につかまると、エラーも絡んで3回を投げ7失点。四回以降は伊藤(総1=浦和学院)、土肥(営1=高岡第一)、野中(済1=叡明 )とつなぎ、八巻(法1=狭山清陵)が八、九回を無失点に抑えると、1年生5人の投手リレーで1試合を投げ切った。
打線は三回、1番の馬場(総2=九州学院)が死球で出塁すると連打で無死満塁のチャンスに、この日4番に入った船曳(総4=大阪桐蔭)へ打席が回る。船曳は初球を振り抜き、ライトへ大きな犠牲フライを放った。続く冨安(営2=履正社)も犠飛で、この回2点を返す。
六回、8番佐久間(済4=千葉黎明)からの攻撃。四球、左前打、四球でまたしても無死満塁とすると、1死から山田(総2=木更津総合)が死球で押し出しの1点を奪う。途中出場の馬込(法4=桐光学園)がライトへの2点適時二塁打を放ち、犠飛でもう1点を追加して点差を5点まで縮めた。
最終回、代打で楠(法4=佐久長聖)と藤井(営3=浦和学院)が打席に立ちヒットを放つと、野手が全員出場を果たした。続く佐久間も左前打で出塁し、3連打でこの日三度目の無死満塁を迎える。
犠飛を挟み、1死満塁で主将の嶋村(法4=栄北)が打席に立つと、鋭い当たりを三塁線へ飛ばし走者を2人返した。なおも2死二、三塁で一打同点、一発が出ればサヨナラのチャンスとなり盛り上がりを見せるも、後続がニゴロに打ち取られ9-11で惜しくも敗れた。
春季リーグ戦も次戦で終わりを迎える。秋につなげる収穫ある一戦にするためにも、一打席、一球を無駄にしないプレーを見せてほしい。
■コメント
・嶋村主将(法4=栄北)
ーー逆転まであと一歩だったが
最終回、うまく打線がつながって一打同点の場面まで追いけたのでそれは次の試合へいい流れでつなげられるかなと思います。しかし、エラーでの失点が目立ったのでそこが無かったら逆転できたのかなと思いました。
ーー打線がつながった場面はどんな気持ちで打席に?
みんながつないでくれたチャンスだったのでなんとしても、打とうと思いました。
ーーいつもと違うベンチ入りメンバーでしたが、チームの雰囲気は
少し、いつもと別の緊張感がありました。
ーー最終戦に向けて
もちろん勝つしかないです。東農大の完全優勝を阻止するチャンスなので、なにがなんでも勝って次の秋につなげたいです。
・佐久間選手(済4=千葉黎明)
ーー逆転まであと一歩でしたが
最終回になった時に点差結構離れていたんですけど、雰囲気も良くてなんか行けるなって思ってました。最後あそこまで追い上げてあと一歩のところだったので余計悔しい気持ちです。
ーー九回、打線がつなり始めたチャンスの場面で打席に入る時の心境は
長打ではなくフォアボールでもなんでもいいので繋ごうっていう気持ちで打席に立ちました。
ーー丸1試合出場して試合中に感じたことは
やっぱり2年生がメインだったっていうのもあって、上手くいかないことの方が多かったのかなって思います。
ーー最終戦に向けて
東農大の完全優勝を阻止して、秋リーグのためにも勝ちに行きたいです。
TEXT=青柳そよか/PHOTO=青柳そよか・一ノ瀬志織