新たな“黒田ジャンプ”の誕生と背景使用にファンが騒然としている。  今季のJリーグで旋風を巻き起こしているのが、クラブ史上初のJ1昇格を果たして目下、首位を走るFC町田ゼルビアである。そのチームを率いるのが、就任2年目の黒田剛監督であり、…

 新たな“黒田ジャンプ”の誕生と背景使用にファンが騒然としている。

 今季のJリーグで旋風を巻き起こしているのが、クラブ史上初のJ1昇格を果たして目下、首位を走るFC町田ゼルビアである。そのチームを率いるのが、就任2年目の黒田剛監督であり、その“ジャンプ”がSNSを中心に話題になっている。

 町田は試合に勝利した後、サポーター席にあいさつする際に掛け声とともにジャンプして喜ぶことが定着している。そして5月22日のルヴァンカップ1次ラウンド3回戦で鹿島アントラーズを2−0で下した際には、黒田監督が両足を広げたダイナミックな大ジャンプを繰り出し、その瞬間の捉えた写真が話題になった。

 そして黒田監督が54歳の誕生日を迎えた5月26日に行われたJ1リーグ第16節で浦和レッズに2−1で勝利した後には、今度は両手を揃えて斜め上に挙げながら両足も折り曲げて跳び上がる「Z」文字の“新・黒田ジャンプ”を披露した。そしてこのジャンプの瞬間を捉えた写真が、Jリーグの英語版公式エックス(旧ツイッター)が投稿した順位表の背景に使用されると、その出来栄えに対して次のようなコメントが寄せられた。

「写真のチョイスよ」
「煽られてるw」
「めちゃくちゃ腹立つwwwww」
「黒田ジャンプで順位表。じわる。www」
「なんだろう...一周回って黒田さんが可愛く見えてきたよww」

■次回勝利ではどのようなジャンプを披露するのか

 黒田監督は、青森山田高校サッカー部を30年近く指導した後にプロに転向した異例のキャリアの持ち主である。青森山田高校を“最強チーム”に育て上げ、町田では就任1年でクラブをJ1昇格へと導くなど、その優れた手腕に称賛の声が集まる一方で、フィジカル重視のサッカーやロングボール&ロングスロー攻撃に対してはさまざまな意見が交わされ、特に他クラブのサポーターからは何かと“嫌われ役”にもなっている。

 その中での“黒田ジャンプ”に、試合に敗れたチームのサポーターは悔しさ露わ。しかし、勝利した側は喜びを共有できる嬉しいパフォーマンスであり、単純に「いい写真やん」とのコメントもあった。果たして、次回勝利ではどのようなジャンプを披露するのか。首位を走るチームに誕生した新たな“名物”への注目度が高まっている。

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