6日間で走った距離を競う「6日間走選手権」が20~26日にかけて、青森県の弘前市運動公園で開かれた。国内では初めての開催で、海外の大会で記録されていた日本人の最高記録を3人が上回った。 6日間(144時間)で走れる距離の「限界」に挑戦した…

 6日間で走った距離を競う「6日間走選手権」が20~26日にかけて、青森県の弘前市運動公園で開かれた。国内では初めての開催で、海外の大会で記録されていた日本人の最高記録を3人が上回った。

 6日間(144時間)で走れる距離の「限界」に挑戦したのは、国内トップクラスの長距離ランナーら男女27人。これまでの日本人の最高記録は、2005年に豪州で開かれた大会での814.4キロだった。

 今回、3人がそれを上回り、横浜市の会社代表、吉沢協平さん(48)の827.201キロが新たな日本最高記録となった。

 世界最高は1036.8キロ。吉沢さんは「細かい戦略を練り、目標通りに更新できた。今後は世界を舞台に戦いたい」とさらなる意欲を見せた。

 820.694キロを記録した大阪府の自営業、赤松亮さん(40)は「記録を意識せず、どれだけ睡眠を削って走り続けられるか考えた。うまくいけてうれしい」と話した。

 今回の大会は、NPO法人「スポーツエイド・ジャパン」(事務局・埼玉県毛呂山町、舘山誠代表)が主催した。舘山代表は「選手が競技に集中できる環境や給水所の運営などこれまで経験したことがないことも多く、無事に終了して安心した。今後、弘前で大会を定着させたい」と話した。(小幡淳一)