香川県さぬき市の大串半島で25日、リレーマラソンの大会が初開催された。大自然のなか、参加者はチームでたすきをつなぎ、汗を流した。 大会名は、「大串半島リレーマラソン2024」。5人以下でチームを組み20キロのコースを走る「一般」や、家族で…

 香川県さぬき市の大串半島で25日、リレーマラソンの大会が初開催された。大自然のなか、参加者はチームでたすきをつなぎ、汗を流した。

 大会名は、「大串半島リレーマラソン2024」。5人以下でチームを組み20キロのコースを走る「一般」や、家族でチームを組んで4キロを走る「家族」、2キロをウォーキングする「自由」など、五つの区分に約150人が参加した。

 地元の人たちにもあまり知られていない観光施設や絶景など、大串半島の魅力を発信することを目的に、初めて開催されたイベント。発着点である「野外音楽広場テアトロン」では、走者が走者を応援する「カラオケ応援歌合戦」が開かれ、かつて小田和正さんら著名なアーティストも立ってきたステージで、仲間への応援歌を歌い走者を鼓舞した。

 友人6人と参加した稲崎弘人さん(25)は、走者として走るだけでなく、スキマスイッチの「全力少年」を歌った。「坂道をなめていて、きつくて涙が出そうになりました。歌でも自分の力を出し切りました」と、すがすがしい表情だった。(内海日和)