第71回春季東北地区高校野球宮城県大会は25日、石巻市民球場で準決勝2試合が行われた。仙台育英と仙台城南が決勝進出を果たし、来月に宮城県内で開かれる東北大会への出場も決めた。東北大会へは仙台育英が4大会連続、仙台城南は初。両校の優勝争いは…

 第71回春季東北地区高校野球宮城県大会は25日、石巻市民球場で準決勝2試合が行われた。仙台育英と仙台城南が決勝進出を果たし、来月に宮城県内で開かれる東北大会への出場も決めた。東北大会へは仙台育英が4大会連続、仙台城南は初。両校の優勝争いは昨夏の宮城大会以来となる。

 仙台育英は昨秋の県大会で優勝した聖和学園と対戦。初回から鈴木拓斗選手の3点本塁打で先制し、その後も浜田大輔選手のホームスチールなどで得点を重ねた。5回には打者一巡の猛攻で点差を11に広げ、コールドで試合を決めた。

 仙台城南は主戦の小塚光貴投手が完投し、打っても4打点の活躍を見せた。打線は8回に本塁打、9回には2点適時打で追加点を奪い、東北学院榴ケ岡を突き放した。

 決勝と3位決定戦は26日に石巻市民球場で予定されている。3位の高校も東北大会に出場する。(吉村美耶)