打者のみの今シーズンだが、ここまで好調を維持している大谷。(C)Getty Images 球界屈指のスターたちが居並ぶチームにあっても、大谷翔平(ドジャース)の存在は際立っている。 現地時間5月25日、ドジャースのムーキー・ベッツが…

打者のみの今シーズンだが、ここまで好調を維持している大谷。(C)Getty Images

 球界屈指のスターたちが居並ぶチームにあっても、大谷翔平(ドジャース)の存在は際立っている。

 現地時間5月25日、ドジャースのムーキー・ベッツがホストを務める米メディア『Bleacher Report』のポッドキャスト番組「On Base with Mookie Betts」に、タイラー・グラスノーが出演。同時期に同僚となった大谷に抱く畏敬の念を打ち明けている。

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 昨年12月にドジャースにトレードで加わったグラスノーは、直後に5年総額1億3650万ドル(約191億円)の延長契約に合意。10年7億ドル(約1015億円)の超巨額契約を結んだ大谷とともに“銀河系軍団”の一員になった。

 ドジャース入団の際に大谷から「君のためにホームランを打ちたい」とビデオメッセージを受けていたというグラスノーは、「本当にその通りにやってくれている。本当にすごいよ」と脱帽。さらに「彼が持っているコンセプトは“勝てるチーム”だ。自分が勝つために他の選手のリクルートにも協力して、自分の年俸もあれだけ繰り越す。それは全て勝つためなんだ。だから、僕も(契約に)迷いはなかった」と絶賛。6億8000万ドル(約986億円)という異例の後払いに対する好感を語った。

 自身も投手としてエース級の活躍を続けるグラスノー。だが、ベッツから改めて二刀流について問われると、「今だって十分にやばいよ。本当にアメージングだし、これで二刀流もやるってなったらクレイジーだ」と強調。そして、こう続けている。

「とにかく圧倒的なんだ。今年の成績は別格だよ。でも、僕がとくに驚かされたのは、いつだってリラックスしていることだ。シーズンの最初の頃はスランプ気味だったけど、彼は『まぁ、しゃあないでしょ』って感じだったんだ。たとえ4打数ノーヒットとかでも笑ってるんだ。内容が良くなくても、彼のあの特徴的な笑い声がクラブハウス中に響き渡ってる。なんというか、本当にバケモノさ」

 名うてのメジャーリーガーに、当たり前のように「バケモノ」と言わしめる。これもまた大谷の偉才ぶりを物語る一例と言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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