バスケットボールB1の茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメントの新社長に内定した川崎篤之氏(46)が22日、朝日新聞水戸総局を訪れ、樫本淳総局長と語り合った。 2026年から始まる新たな最上位リーグ「Bプレミア」参入をめぐり、川崎氏は「…

 バスケットボールB1の茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメントの新社長に内定した川崎篤之氏(46)が22日、朝日新聞水戸総局を訪れ、樫本淳総局長と語り合った。

 2026年から始まる新たな最上位リーグ「Bプレミア」参入をめぐり、川崎氏は「ファン・ブースターや、スポンサー各社様、地域・自治体の皆様、選手・スタッフの総力結集で今季1試合平均入場者4千人超とB1残留をなしえた。残るハードルは(本拠のアダストリアみとアリーナの)施設改修。民間の資本をできるだけ集めて(施設所有者の)水戸市へお渡しすることです」と述べた。

 また「幼いころ、まちが元気だった記憶があるからこそ、ふるさとへの愛着が湧く。子どもたちの記憶に残る水戸のまちをつくるためにロボッツはあるのだと思っています」と熱意の一端を披露した。

 川崎氏は茨城県ひたちなか市出身で水戸第一高校、立命館大学を卒業。水戸市議を2期務めた。現在ロボッツ取締役。社長就任は株主総会・取締役会後の7月1日付。(中村幸基)