鹿島アントラーズが重要な試合を迎える。それを前に、クラブの意気込みを見せるかのように表参道を“ジャック”した。  6月1日、国立競技場でJ1リーグ戦が行われる。ホームチームとなるのは、本来はカシマスタジアムが本拠地である鹿島アントラーズで…

 鹿島アントラーズが重要な試合を迎える。それを前に、クラブの意気込みを見せるかのように表参道を“ジャック”した。

 6月1日、国立競技場でJ1リーグ戦が行われる。ホームチームとなるのは、本来はカシマスタジアムが本拠地である鹿島アントラーズで、横浜F・マリノスを迎えてJ1リーグ第17節を戦うのだ。

 鹿島にとっては負けられない試合となる。相手が同じくオリジナル10であり、しかも、J1リーグを戦い続けているチーム同士である。リーグを代表する“顔”を自負するからこそ、白星を掴みたい。

 また、15節を終えた時点での順位で3位につけている。首位の町田ゼルビアとは勝点差3。今週末の試合の結果も影響するが、優勝を手にするためには勝点3を積み上げたい。

 そうした気合の入る試合を前に、クラブも意気込みを見せた。東京・表参道にある東急プラザ表参道『オモカド』をジャックしたのだ。多くの人が行き交う神宮前交差点の一角に立つ同ショッピングセンターは、大きなエスカレーターと階段が印象的である。そのエスカレーターと階段を取り巻くように、クラブカラーと選手写真がデザインされた。

 そして、階段もクラブカラーに染め上げる。「6.01国立」の文字やクラブエンブレムが目に入ること必至のものとなっており、インパクトは特大だ。試合前日の5月31日まで見られるという。

■「さっすが東急不動産様!」

 クラブパートナーである東急不動産の強力で実現したというこのジャックに、ファン・サポーターも興奮の声を並べる。

「ユニ着て目の前で写真撮るっていうのを近々決行してきます」
「さっすが東急不動産様!」
「昼と夜どちらも見たいから昼休憩の時もここまで行くか」
「これは…かっこいい 東急様、さまさまです だからスポンサー・パートナー獲得って重要なんですね」
「かっこいい…!」
「めちゃめちゃいきたい」
「試合当日までお願いできませんかね」

 5月22日に行われた町田ゼルビアとのルヴァンカップ第3回戦において、鹿島は0-2で完敗。タイトル獲得の権利を一つ失うことが決まった。その悔しさを晴らすためには、J1リーグタイトルを奪うしかない。それを成し遂げるために、国立でのビッグマッチを制す。

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