第63回春季北海道高校野球大会(道高野連など主催)の全道大会が22日、札幌円山球場で開幕し、1回戦3試合があった。国際情報が春の選抜大会に21世紀枠で出場した別海を2対1で下したほか、遠軽とクラーク国際が準々決勝に駒を進めた。 開会式では…

 第63回春季北海道高校野球大会(道高野連など主催)の全道大会が22日、札幌円山球場で開幕し、1回戦3試合があった。国際情報が春の選抜大会に21世紀枠で出場した別海を2対1で下したほか、遠軽とクラーク国際が準々決勝に駒を進めた。

 開会式では、遠軽の岡村逸斗主将(3年)が「雪に磨かれ、北海道の厳しい寒さを越え、ここ円山球場の舞台に立てたことを誇りに思います。声援を体中に響かせてこの大空のもと、正々堂々と戦うことを誓います」と宣誓した。

 稚内大谷に7回コールドで快勝した遠軽。試合後、岡村主将は「『雪に耐え』ではなく『雪があったからこそ強くなれた』という思いを宣誓に込めた。下位打線も上位打線も打ってくれて、監督に全道1勝をプレゼントできてよかった」とはにかんだ。(鈴木優香)