大谷が4年ぶりのサヨナラ安打を放ってチームを勝利に導いた(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が現地時間5月19日(日本時間20日)、本拠地ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番・DH」で出場し、2試合ぶりの「2番」に…

大谷が4年ぶりのサヨナラ安打を放ってチームを勝利に導いた(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間5月19日(日本時間20日)、本拠地ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番・DH」で出場し、2試合ぶりの「2番」に復帰し、2-2同点の延長10回の第5打席で右翼へのサヨナラ安打を放ち、チームの勝利に貢献した。サヨナラ安打はエンゼルス時代の2020年9月4日(同5日)のアストロズ戦以来4年ぶりだ。

【動画】チームメイトも笑顔!大谷翔平が4年ぶりサヨナラ安打を放つ!

 大谷はこの日の試合前までデーゲームで今季15試合で打率.386と得意としていた。初回の第1打席はハンター・グリーンの159キロのストレートに空振り三振に倒れ、3回の第2打席は左飛に終わっている。

 5回の第3打席は二死二塁から死球で出塁。カウント0-2から3球目のスライダーが左足をかすめる程度で大事には至らず、今季初めての死球だった。8回の第4打席は先頭打者で一塁への内野安打を放ち、2試合ぶりの安打をマークした。

 米メディア『Talkin’ Basebal』は、大谷が一塁へ出塁し、相手投手のけん制で帰塁した際に一塁手のヘイメル・カンデラリオにグラブでお尻をポンとタッチされ、思わず笑みがこぼれた映像を投稿している。

 前日18日(同19日)の同戦はムーキー・ベッツが休養で今季初の欠場となり、エンゼルス時代の昨年7月8日(同9日)のドジャース戦以来となる「1番」に座ったが、4打数無安打に終わり、自身8試合ぶりの出塁なしという結果だった。

 米カリフォルニア州ロサンゼルス市が選手としての功績などを称えて「大谷翔平の日」と制定した17日(同18日)の同戦では、3回に左翼席へ13号2ランを放っている。

 米メディア『MLB.com』のトーマス・ハリガン記者は、大谷が今季のMLB最高となるバレル率15.6%を記録していることを紹介。キャリア最高だった2021年の12.2%を上回っていることを伝えている。

 ア・リーグでは、オリオールズのガナー・ヘンダーソンがこの日、本拠地のマリナーズ戦の初回に今季15号となる先頭打者本塁打を放っており、3試合連続本塁打で一気にMLB全体のトップに立った。ナ・リーグトップの大谷とは本塁打でMLBトップの座をかけたライバルとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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