プロバスケットボール佐賀バルーナーズの角田太輝選手(24)が13日、出身地の佐賀県江北町役場をチーム関係者らと訪れ、2023―24シーズン終了の報告をした。今季は男子のBリーグ1部(B1)昇格の初年度。角田選手は「トップ選手と対戦でき、個…

 プロバスケットボール佐賀バルーナーズの角田太輝選手(24)が13日、出身地の佐賀県江北町役場をチーム関係者らと訪れ、2023―24シーズン終了の報告をした。今季は男子のBリーグ1部(B1)昇格の初年度。角田選手は「トップ選手と対戦でき、個人としてもチームとしても成長できた」と語った。

 バルーナーズは29勝31敗でシーズンを終了。勝率はB1昇格初年度のチームとしては過去最高だった。角田選手はチームで唯一の県内出身者で、今月下旬に行われる男子日本代表の第1次強化合宿にも参加する。

 山田恭輔町長は「すごい舞台で活躍してくれている。テレビの向こうの人たちだけでやっているのではなく、我々もつながっていることが実感できている」と話した。

 角田選手は「育った町での報告は、誰にでもできることではないのでうれしい。試合を重ねるごとにブースターとは一体感が高まり、負けている場面でも大きな後押しをいただいた」。来季以降について、「個人としても成長してリーグを代表する選手をめざしたい」と述べた。(三ツ木勝巳)